批評的実践を促す作品──落ち着いて一次資料を確認し、前提を揃えてから議論を始めよう。

『日菜乃ちゃんの社会人1年目』レビュー｜構造と演出を議論形式で考察

日菜乃ちゃんの社会人1年目のあらすじ

前回の新人歓迎会で酔いつぶれて眠ってしまった「吉田日菜乃」は、上司である「岡崎達也」に犯●れてしまう。嫌々だったが、毎日されることで段々と嫌気が無くなり、むしろ好意を抱いてしまった彼女は、最終的に上司の岡崎と付き合うことになる。

一方、入社時から吉田日菜乃に一目惚れしてからずっと密かに思い続けている人がいた。
彼の名前は「向井守」
吉田とは同期で入社し、岡崎は同じ営業課の上司である。
岡崎からパワハラを受け精神的に辛い日々であった彼は、吉田だけが唯一の癒しだった。
最初こそ好きな気持ちを抑えていたものの、吉田の内面に触れ、仲良くなるにつれて「彼女にしたい」という気持ちが大きくなっていく。
夜な夜な彼女の写メを見ながらオナニーしていくまでに膨れ上がった時、仕事が落ち着いた時を見計らって告白しようと決意したのだった。

しかし彼の思いはあっけなく散ってしまう。
吉田は「付き合っている人がいる」と。
一瞬諦めかけた彼だったが、吉田の彼氏が自分の大嫌いな上司である「岡崎」だということを知ってしまうのであった。

諦めなければという思いと、あんなクズ上司なんかに渡したくないという思い、自分の方が幸せにできるんじゃないか、でも彼氏がいるのにこれ以上は嫌われるかもしれない。
いろんな考えが頭の中で交差する。
もう会社を辞めようか・・・そんな中で吉田と岡崎の二人が社内セッ〇スしているところを目撃してしまうのだった・・・

許せない・・・

彼の心の中の闇が大きくなる・・・

FANZA